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戦国アニマル極楽浄土が満員御礼のワンマンで魅せた完全体

和と電子音、そして感情の爆発。戦国アニマル極楽浄土が掲げる“和風×EDM”というコンセプトは、この夜、代官山UNITで完全体へと到達した。オープニングムービーが終わり、メンバーが一人ずつ登場。それぞれの個性が凝縮されたアピールで観客の期待値を一気に引き上げると、フロアの空気はすでに臨界点へと近づいていく。
1曲目「戦極-乱舞の巻-」。イントロが鳴った瞬間、フロアは爆発した。続く「あさきゆめみし」と、グループ初期の楽曲を連続投下。和の旋律とEDMのビートが交錯する“原点”を提示した直後、3曲目「虚構邂逅華」で一気に現在地へと跳躍する構成は見事だった。過去と今をぶつけることで、彼女たちの進化が鮮明に浮かび上がる。
最初のMCでは緋狼 紫稀が中心となり、巧みなコール&レスポンスで観客を煽る。熱を“確認する”のではなく、“引き上げる”ようなその立ち回りは、ステージの主導権を完全に掌握していた。その熱を解き放つように披露された「戦果」。イントロからフロアではツーステップが自然発生し、観客の動きそのものがライブの一部となっていく。「続前世恋絵巻」では、この日最大の“事件”が起こる。落ちサビを巡る争奪戦——真剣白刃取り対決。火蜥蜴 いずが花菱 瑠璃に鮮やかな一撃を決め、緋狼 紫稀・火蜥蜴 いず・杜野ここあチームが勝利。そのまま3人で歌い上げた落ちサビは、“遊び”の延長線上にあるとは思えないほどの熱量を帯びていた。この瞬間、ステージはただのパフォーマンスではなく、“その場でしか生まれない物語”へと昇華していた。「全力動物砲」で熱狂を叩きつけた後、空気は一変する。蒼蝶 莉奈が静かに語り始める。ファン、スタッフ、関係者すべてへの感謝。そして——「私たちにはみんなが必要です。同じように、みんなにも私たちが必要な存在でありたい。」その言葉が放たれた瞬間、会場は確かに“ひとつ”になった。
続く「暁の願い」。杜野ここあが歌い上げた冒頭のフレーズが、直前の言葉と完璧にリンクする。「隣で笑い合えた時が何よりも支え合えてる気がした」この流れは、この日最大のエモーションの核だった。新曲「残夢」—物語が“憑依”する瞬間この日のハイライトは、初披露となった新曲「残夢」。昔話のような語りから始まる導入。 そして、“綺羅”という存在が緋狼 紫稀に憑依したかのような演出。「私の夢の残り香」その一言から始まる世界は、単なる楽曲ではなく“劇”だった。怨念のような声でタイトルコールされる「残夢」。そこから雪崩れ込む、戦慄のイントロ。和×EDMにバンドサウンドを融合させた激しい展開。綺羅の無念を体現するかのようなダンスと、突き抜けるハイトーン。ここに、戦国アニマル極楽浄土の“表現力の次元”が一段引き上げられたことを確信した。終盤、「叶え」では会場全体が声を重ね、ラスト「契-ちぎり-」ではステージとフロアの境界が消えた。完全なる一体感。この日、彼女たちは“ライブを完成させた”。
終演後には、新曲リリース、そしてツアー「追憶」、さらにはシン参周年公演「戦極-蒼穹の乱-」の開催が発表。この日のタイトル『夢の先に得た世界』。それは決して比喩ではない。彼女たちは確かに、“その先”へと到達していた。そして次は、その先のさらに先へ。
▍Live Information

◆2026.10.21(WED) 戦国アニマル極楽浄土 シン参周年単独公演 「戦極-蒼穹の乱-」 会場▷SHIBUYA CLUB QUATTRO OPEN 18:30 / START 19:00
◆戦国アニマル極楽浄土 東名阪仙LIVE TOUR「追憶」 7/12(SUN) spaceZero(仙台) 7/25(SAT) BEYOND(大阪) 7/26(SUN) RADHALL(名古屋) 7/29(WED) Milkyway(東京)
▍Release Information
・2026.6.XX『雅なる花の如し』DIGITAL RELEASE ・2026.10.XX『煌星』DIGITAL RELEASE
▍Artist Information
戦国アニマル極楽浄土
和製パワーポップというコンセプトに、圧倒的な歌唱力とダンススキルを武器に動員を伸ばし続けるエンターテインメントレベルMAXの異色アイドル「戦極(センキョク)」。結成4周年でZeppHanedワンマン満員御礼にし、2023年10月16日(月)にはEX THEATER ROPPONGI単独公演を開催。活動の場は日本国内にとどまらない。 戦国アニマル極楽浄土の楽曲は中国のアイドルにカバーされ、その人気もうけて中国のアイドルイベントに多数ゲスト出演を果たす。中国にて圧倒的な人気を誇る彼女たちは、2025年7月には自身初となる中国ツアーと中国でのワンマンライブを開催し大成功を収めた。ライブ活動以外にも、フジテレビ音楽番組に出演するだけでなく、キー局バラエティ番組からパチスロ番組。更にはグラビアやファッションモデルなどマルチに活躍している。
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